ガザ住民保護の国連施設に攻撃 6人死亡[2023/10/18 03:17]

 パレスチナで避難住民を保護していた、国連機関が運営する学校がイスラエルの攻撃を受け、少なくとも6人が死亡し、数十人がけがをしました。

 UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)によりますと、ガザ地区中部で17日午後、UNRWAが運営する、少なくとも4000人の住民が避難していた学校にイスラエル軍による空爆と砲撃がありました。

 この攻撃で学校は大きく損傷し、少なくとも6人が死亡、職員を含む数十人がけがをしたということです。

 UNRWAは声明で、「非道で、民間人の命を明らかに無視している。ガザ地区にはもはや安全な場所はない」と非難したうえで、「10月7日に紛争が始まって以来、我々は学校の座標を関係機関に毎日知らせている」と訴えています。

 UNRWAは1950年から、パレスチナ難民に対して教育や医療のほか、インフラなどを提供する支援を行っています。

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