中国の7月から9月のGDP＝国内総生産の成長率は4.9％となりました。中国政府が目標とする年間目標の5％前後と同水準です。
中国政府の発表では、第3四半期、7月から9月のGDPの成長率は前の年の同じ時期より4.9％のプラスで、年間目標の5％前後と同水準となりました。
1月から9月まででは5.2％のプラスでしたが、ゼロコロナ政策からの反動増で6.3％のプラスとなった第2四半期からは伸び率が鈍化しています。
今後は年間目標の5％前後を達成できるかが焦点です。
中国経済を牽引（けんいん）してきた不動産開発投資では、中国当局が抑制的な不動産政策を緩和しましたが、1月から9月までで9.1％のマイナスと低調なままです。
当局は「外部環境はさらに複雑で厳しくなり国内需要がまだ不足しているため、経済が好転する基礎を固めなければならない」との認識を示しました。
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