アメリカのバイデン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相との会談の冒頭、ガザの病院への攻撃はイスラエルによるものではないとの認識を示しました。
バイデン大統領：「きのうのガザの病院の爆発に深い悲しみと憤りを感じている。私が見たところによると、イスラエルではない他の主体によって行われたように見える」
バイデン大統領はテロ集団であるイスラム組織「ハマス」が31人のアメリカ人を含む、1300人以上の人を虐殺したと非難し、ハマスはパレスチナを代表しておらず、人々に苦しみをもたらしていると述べました。
そのうえで、イスラエルはハマスの攻撃に対して自衛のために必要とするものを確保し続けなければならないと述べ、アメリカとしてイスラエルへの連帯と支持を示しました。
また、ガザの病院で爆発が起きて多数の犠牲者が出たことについて、攻撃したのはイスラエルではなく他の勢力によって行われたとの認識を示し、爆発には関与していないとするイスラエル側の主張を支持しました。
バイデン大統領は今回の会談で、イスラエルに対して人道支援の確保についても強く求める方針です。
広告