バルト海でガスのパイプラインなどが意図的に破壊された可能性がある問題で、NATO(北大西洋条約機構)がパトロールを強化しました。
NATOは19日、バルト海にある海底インフラの損傷を受けて水中の機雷を処分する掃海艇のほか、海上哨戒機などを周辺の海域に派遣したと発表しました。
バルト海では8日、フィンランドとエストニアを結ぶパイプラインでガス漏れが確認されました。
フィンランド政府は破壊工作を受けた可能性があると主張しています。
こうしたなか、フィンランド当局はパイプの損傷時にロシア籍の原子力貨物船「セブモルプーチ」と香港籍の貨物船「ニューニュー・ポーラーベア」が現場海域にいたとして、関連を調べています。
バルト海ではエストニアとフィンランドやスウェーデンを結ぶ通信ケーブルでも損傷が確認されています。
画像:Elering
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