米軍がシリア東部にあるイラン革命防衛隊の施設を空爆[2023/10/27 12:37]

 アメリカのオースティン国防長官はシリアにあるイラン革命防衛隊の関連施設2カ所を空爆したと発表しました。

 オースティン国防長官は声明で、アメリカ軍は26日バイデン大統領の指示に基づき、シリア東部にあるイラン革命防衛隊の関連施設2カ所に対して空爆を行ったことを明らかにしました。

 今回の空爆は今月17日からイランが支援する武装勢力がドローンやロケット弾を使ってアメリカ軍が駐留するイラクやシリアの基地を相次いで攻撃したことへの自衛の措置だとしています。

 国防総省はイランが支援する武装勢力による一連の攻撃で米国籍の請負業者1人が死亡し、21人の兵士が軽傷を負ったとしています。

 オースティン国防長官は、イランが支援する武装勢力による攻撃が続くのならばアメリカは自衛のために必要な措置を取ることをためらわないと警告しました。

 また、今回の空爆はイラクとシリアに駐留するアメリカ兵を守るための措置であり、イスラエルとハマスの衝突とは切り離して考えるべきものだと強調しました。

画像:ABC ‘This Week’

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