アメリカのバイデン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談し、ガザ地区への人道支援を直ちに拡大する必要性を訴えました。
アメリカのホワイトハウスによりますと、29日の電話会談ではイスラエルが地上作戦を強化しているガザ地区の情勢について協議し、バイデン大統領はイスラエルの自衛権を認めつつも、民間人の保護を優先する国際人道法を順守する必要があるとの考えを改めて強調しました。
そのうえで、ガザ市民への人道支援の規模を直ちに大幅に拡大する必要があると訴えました。
また、ハマスに拘束されている人質の解放についても協議しました。
バイデン大統領はエジプトのシシ大統領とも電話で会談し、ガザへの人道支援を大幅に加速させることを確認しました。
また、アメリカとして中東全域に紛争が拡大しないよう取り組んでいることに理解を求めました。
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