「ChatGPT」改良型を発表 カスタマイズ機能も強化[2023/11/07 18:00]

 オープンAIが対話型AI「チャットGPT」の改良型を発表しました。価格を下げたり、目的に合わせてカスタマイズができたりと利用の幅が広がりそうです。

 オープンAIが6日に発表した新サービス「GPT−4 Turbo」などは今年4月までの情報を学習していて、入力できる文字も従来の16倍、300ページ分になるということです。

 また、旅行代理店のように飛行機の予約をしたり、旅先での観光スポットを提案したりするなど、特定の目的に合わせてアプリを作るカスタム機能も強化されました。

 オープンAIでは11月中にこれらのアプリを公開できる「GPTストア」を立ち上げ、利用者の人数に応じて収益を得ることもできるとしています。

 4日にはイーロン・マスク氏が新しいAI(人工知能)「Grok」を発表するなどAIツールが乱立するなか、サム・アルトマンCEO(最高経営責任者)は初めて開催された開発者会議のなかで「オープンAIは世界で最も先進的で広く使われている」と存在感をアピールしました。

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