ソフトバンク出資の米「ウィーワーク」が破産 コロナ禍で経営悪化[2023/11/07 16:25]
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ソフトバンクグループが出資するアメリカのシェアオフィス大手「ウィーワーク」が経営破綻しました。
アメリカのシェアオフィス大手「ウィーワーク」は6日、連邦破産法第11条の適用を申請したと発表し、自力再建を断念しました。
ウィーワークは最盛期には企業価値が470億ドルと評価され、最も成功したベンチャー企業の一つとも言われました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大などによってオフィス需要が低下し、経営が悪化していました。
ウィーワークにはソフトバンクグループが傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を通じて約5割を出資しています。
ウィーワークとソフトバンクが共同出資している合併会社ウィーワーク・ジャパンは「日本はアメリカの連邦破産法の対象外です。国内で現在、運営している40拠点については通常通り営業しております。日本国内の拠点は高い占有率を示していて、今後も変わらず営業を継続する方針で、現時点では閉鎖の予定はございません」とコメントしています。