ヨルダン川西岸地区でもイスラエル軍が作戦実施 軍事衝突以降173人死亡[2023/11/09 23:25]

 パレスチナのガザ地区での軍事衝突が激しさを増していますが、ヨルダン川西岸地区でもイスラエル軍による作戦が実施され、これまでに24人が死傷しました。

 パレスチナの保健省は9日、占領下にあるヨルダン川西岸地区・ジェニンの難民キャンプでイスラエル軍による襲撃があり、パレスチナ人9人が死亡し、少なくとも15人が負傷したと発表しました。

 住人によりますと、ブルドーザーが投入され、電気や水道網にも被害が出ているということです。

 イスラエル軍は、ジェニンで対テロ作戦を実施したことを認めましたが、詳細は明らかにしていません。

 西岸地区では軍事衝突が始まって以降、これまでに173人が死亡しています。

 イスラエル軍は今年7月にも、ジェニンの難民キャンプでここ20年で最大規模の掃討作戦を実施していて、子どもを含む100人以上が死傷しています。

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