中国 10月経済指標発表 消費拡大も弱さ露呈[2023/11/15 16:30]

 中国で10月分の経済指標が発表され、消費の動向を示す小売業の売上高は大型連休などの影響で7.6%のプラスとなりました。ただ、消費の弱さも露呈しています。

 中国の国家統計局によりますと、小売業の売上高は去年の同じ時期に比べて7.6%のプラスとなりました。

 国慶節の大型連休や「独身の日」と呼ばれる大型セールの影響だと説明しています。

 また、10月の工業生産は電気自動車などの生産が好調で4.6%のプラスでした。

 一方、消費者物価指数は0.2%のマイナスで3カ月ぶりのマイナスになるなど消費の弱さも明らかになっています。

 このほか、1月から10月までの不動産開発投資は9.3%のマイナス、不動産販売は去年の同じ時期に比べて7.8%減少しています。

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