ロシア最高裁はLGBTの権利を訴える国際的な市民運動を「過激組織」と認定しました。独立系メディアはSNSのアイコンをレインボーカラーにして抗議の意思を表しています。
ロシア最高裁は30日、国際的なLGBT運動を「過激組織」と認定し、ロシアでの活動を禁止しました。
運動への参加や資金提供だけではなく、LGBTについて、声を上げる場合でも罪に問われる可能性があります。
判決文の全文は公表されておらず、具体的にどのような行為が禁止されるのか曖昧(あいまい)にすることで不安をあおり、活動を一層制限する狙いだとみられます。
審議は非公開で行われ、LGBT運動の代表者も出席を許可されませんでした。
プーチン政権はLGBTについて「伝統的価値を破壊する西側の思想」だとしています。
ロシアの多くの独立系メディアはSNSのアイコンをレインボーカラーにして、抗議の意思を表明しています。
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