北朝鮮・与正氏 談話で国連安保理や米韓を批判 追加の軍事挑発も示唆[2023/12/21 12:26]

 金正恩総書記の妹の与正(ヨジョン)氏が談話を発表し、18日の新型ICBMの発射実験を批判したアメリカや韓国、国連安保理を批判しました。

 21日付けの談話で与正氏は、新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星18」の発射実験を巡る国連安保理の対応を巡り、「安保理がアメリカと追従国家の要求で会議を招集し、我々の主権を問題視したことを非常に不快に思い強く糾弾する」と反発しました。

 また「安保理は、朝鮮半島情勢を激化させた米韓の無責任な行動の責任を負うべきだ」などと主張したうえで、「今後我々がどう対応するのか敵対勢力はこれから考えてみるのが良い」などと述べ、追加の軍事挑発も示唆して牽制(けんせい)しました。

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