ローマ教皇「戦争が平和を妨げている」 クリスマスイブのミサで祈る[2023/12/25 18:35]

 ローマ教皇はクリスマスイブのミサで、戦争などで苦しむ人々の平和を祈りました。

 24日夜、ローマ教皇フランシスコはキリスト教カトリックの総本山・バチカンのサンピエトロ大聖堂でミサを執り行いました。

 ローマ教皇は「今夜、私たちの心はベツレヘムにあります」と語り、イエス・キリスト生誕の地とされるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムで「戦争という無益な論理によって平和が妨げられている」と強く懸念を表しました。

 ベツレヘムではガザ地区での戦闘を受けてコンサートなどのお祝い行事が取り止めとなるなか、恒例のミサが「聖誕教会」で開かれました。

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