北朝鮮の砲撃に中国外務省 「冷静さを保つべき」[2024/01/05 20:21]

 北朝鮮が黄海上で200発以上の砲撃を行ったことについて、中国外務省は関係国に対して「冷静さを保ち、自制すべきだ」と呼び掛けました。

 韓国軍によりますと、北朝鮮は5日午前、韓国・延坪(ヨンピョン)島に近い黄海上の北朝鮮側の海域で200発以上の砲撃を行ったということです。

 これに対して韓国軍は午後、黄海上の南北境界線近くで射撃訓練を行ったと発表しました。

 こうした動きについて中国外務省は5日の会見で北朝鮮を名指しで非難することはせず、アメリカや韓国なども念頭に「冷静さを保ち、自制し、事態のさらなる悪化を避けるべきだ」と訴えました。

 そのうえで「対話の再開のための条件を整えることを望んでいる」と強調しました。

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