アラスカ航空機事故 米連邦航空局がボーイング社の生産ラインなど調査[2024/01/13 05:56]

 FAA(アメリカ連邦航空局)は飛行中にパネルが吹き飛んだアラスカ航空の事故を受け、ボーイング社に対して製造上の問題に関する調査を始めました。

 アラスカ航空が運航するボーイング737MAX9型機は5日、アメリカ・オレゴン州の上空を飛行中にパネルが吹き飛び、緊急着陸しました。

 FAAは同型機の運航停止を命じるなか、機体を製造したボーイング社に対する調査を始めたと発表しました。

 FAAは「今回の事故はあってはならない」と強調したうえで、完成した製品が承認された設計に適合し安全運航できる状態だったかどうか確認する方針です。

 今後、生産ラインや部品の仕入れ先などを新たに監査し、製造上の問題について調べるとともに一部の監査業務を第三者機関に委ねることも検討するとしています。

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