米国務長官 台湾総統選前に中国共産党幹部と会談「台湾海峡の平和と安定」重要性強調[2024/01/13 15:01]

 台湾総統選の投票を前に、アメリカのブリンケン国務長官は中国共産党の中央対外連絡部の劉建超部長と会談し、台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性を改めて強調しました。

 ブリンケン国務長官は12日、アメリカを訪問中の劉建超部長と会談しました。

 劉氏は中国の次期外相との観測が浮上しています。

 会談でブリンケン長官は、台湾海峡と南シナ海の平和と安定を維持することの重要性を強調し、中国による台湾総統選への干渉を牽制(けんせい)しました。

 また、NSC(国家安全保障会議)のカービー戦略広報調整官は台湾総統選について、自由で公正で透明な選挙を期待しているとしたうえで、「いかなる国も民主主義の行使である選挙を妨害することは許されない」と述べ、中国を牽制しました。

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