在位52年のデンマーク女王(83)が生前退位 新国王(55)が即位[2024/01/15 00:39]

 ヨーロッパの存命の君主として最も長く在位していたデンマークの女王が生前退位し、新しい国王が即位しました。

 デンマークの女王、マルグレーテ2世は14日、即位52周年の節目に合わせて、退位しました。

 マルグレーテ女王は83歳で、先月31日に国民向けのメッセージで退位の意向を明らかにしていました。

 デンマークで君主が自らの意思で退位するのはおよそ900年ぶりです。

 長男のフレデリック皇太子(55)が国王フレデリック10世として即位し、首都コペンハーゲンで多くの国民から祝福を受けました。

 フレデリック国王は2011年の東日本大震災の後、津波被害があった宮城県東松島市を訪れ、子どもたちとサッカーをするなどして交流しました。

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