ICAN事務局長「まだ間に合う」 日本に核兵器禁止条約への参加訴える[2024/01/23 07:43]

 2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」の事務局長が来日し、日本政府に3年前に発効した核兵器禁止条約への参加を訴えました。

ICAN メリッサ・パーク事務局長
「日本は(核兵器禁止)条約に最初に署名すべき国のひとつであったが、今ならまだ間に合う」

 「ICAN」のメリッサ・パーク事務局長は核兵器禁止条約の発効から3年を迎えた22日、日本記者クラブで会見し、アメリカの「核の傘」に依存する日本を批判したうえで、「まずはオブザーバーとして条約に参加してほしい」と訴えました。

 パーク事務局長は広島と長崎も訪れていて、「議論だけでなく被爆者の声に耳を傾け、核兵器が人間に及ぼす影響を語り継いでいくことが大切だ」と強調しました。

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