タイ最大野党の前党首は「憲法違反なし」議員復帰へ[2024/01/24 21:48]

 タイの裁判所は去年の選挙で憲法違反の疑いがあり、議員資格を停止された最大野党の前党首について「違反はなかった」として議員への復帰を認める判断をしました。

 最大野党「前進党」のピター前党首は去年5月の総選挙の際、憲法で禁じられているにもかかわらず、メディア企業の株式を保有したまま立候補したとして当選後、議員資格を停止されていました。

 憲法裁判所は今月24日、ピター前党首が株式を保有していた企業は「2007年以降、メディアに関する事業に携わっていない」ため違反にはあたらないと判断しました。

 これを受け、議員に復帰することになったピター前党首は「国会で議員としてベストを尽くす」と決意を表明しています。

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