ロシアの大型輸送機が墜落 ウクライナ人捕虜を輸送?武器輸送との指摘も[2024/01/24 22:54]

 ロシア西部のベルゴロド州でロシア軍の大型輸送機が墜落しました。ロシア国防省はウクライナ兵の捕虜を輸送中で搭乗者全員が死亡したと主張しています。

 ロシア国防省は24日、ベルゴロド州でロシア軍の大型輸送機「イリューシン76」が墜落したと発表しました。

 国防省は捕虜交換のためにウクライナ軍兵士65人を輸送していたところ、ウクライナの対空ミサイルを受けて墜落されたと主張しました。

 ロシアメディアによりますと、ロシアとウクライナ双方からそれぞれ192人の捕虜を交換する予定でした。

 ロシア下院のカルタポロフ国防委員長は「ウクライナ軍が意図的に撃墜した」と主張し、捕虜交換はしばらく中断されると述べました。

 一方、ウクライナの専門家は、墜落した輸送機は中東を飛行し、シリア付近でいったんレーダーから消えた後、ベルゴロド上空に現れたと指摘。

 武器を運んでいたと主張しています。

 墜落現場とみられる画像には多くの遺体は見られないと指摘しています。

画像:地元メディアのテレグラムから

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