国連機関職員 イスラエル市民の「虐殺や拉致に関与」米報道[2024/01/30 07:15]

 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員が去年10月のハマスによるイスラエルへの攻撃に関与していた疑惑を巡り、イスラエル側からアメリカ政府に証拠文書を提出したとアメリカメディアが報じました。

 ニューヨーク・タイムズによりますと、イスラエルからアメリカ政府に提出された文書には、去年10月のハマスによる攻撃に関与したとされるUNRWAの職員12人のうち大半はハマスのメンバーで、1人は過激派「イスラム聖戦」のメンバーだと記されています。

 12人のうち7人はUNRWAが運営する学校の教員で、5人は学校職員やソーシャルワーカーだったということです。

 文書ではイスラエル市民の虐殺や遺体の運搬、女性の拉致に関わったと指摘されています。

 また、10月の攻撃当日に集合場所へ来るようにメッセージを受け取ったり、ロケット弾を持ってくるよう指示されていたということです。

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