韓国軍によりますと、北朝鮮が30日午前7時ごろ、朝鮮半島西側の黄海に向け巡航ミサイル数発を発射したということです。
北朝鮮は24日と28日にも巡航ミサイルを発射しています。
朝鮮半島では去年11月の北朝鮮による軍事偵察衛星の打ち上げ以降、緊張が高まっていて、度重なるミサイルの発射以外にも南北双方が朝鮮半島西側の海域で砲撃訓練を実施するなど対立が激化しています。
金正恩総書記は15日、国会にあたる最高人民会議での施政演説で戦争が迫っているとしたうえで、「戦争は大韓民国を壊滅させアメリカに想像を絶する敗北を与えるだろう」などと述べ、アメリカと韓国を強く牽制(けんせい)しました。
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