台湾「ねじれ」議会　“議長”は野党から選出か[2024/02/01 12:44]

　台湾の国会にあたる「立法院」会議が召集されました。台湾では16年ぶりに政権与党と議会の第一党が異なる「ねじれ議会」となっています。

　1日午前、台湾の国会にあたる立法院に、1月13日の総統選挙と同時に行われた立法委員選挙で当選した113人の立法委員（議員）が召集されました。

　総統選では与党・民進党の頼清徳氏が当選しましたが、立法委員選挙では野党・国民党が最大議席を獲得しました。

　1日に立法院長（議長）選挙が行われますが、院長は第一党である野党・国民党から選出される可能性があります。

　予算や法案審議の優先順位などの主導権を野党が握ることとなり、頼清徳新総統は難しい政権運営を迫られそうです。