ペルー 世界遺産マチュピチュ遺跡の抗議デモ終結 地元住民が合意 列車も運行再開[2024/02/02 05:22]

 南米ペルーの世界遺産、マチュピチュ遺跡の地元住民がデモを終結することで合意しました。入場券の販売方法を巡る抗議デモで観光客への影響が広がっていました。

 ペルー政府は、先月、マチュピチュ遺跡の入場券について価格の透明性を高めるため民間企業に販売を委託しました。

 これに対して、チケットを売っていた地元の業者らが抗議デモやストライキを行い、遺跡に向かう電車が運休するなど観光客への影響が広がっていました。

 地元メディアなどによりますと、先月31日、ペルー政府が民間企業への委託を撤回したことを受けて地元住民は会合を開き、デモを終結することで合意しました。

 遺跡への列車の運行も再開したということです。

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