シリアの米軍基地にドローン攻撃7人死亡 親イラン武装勢力 米報復への反撃か[2024/02/06 12:57]

 中東シリア東部にあるアメリカ軍の基地にドローン攻撃があり、基地にいたクルド人勢力の戦闘員7人が死亡したと人権監視団体が明らかにしました。

 ロンドンにあるシリア人権監視団などによりますと、5日、シリア東部にあるアメリカ軍の基地にドローン攻撃があり、基地にいたクルド人勢力「シリア民主軍(SDF)」の特殊部隊の戦闘員7人が死亡し、18人が負傷しました。

 この攻撃は、イランが支援する「イラクのイスラム抵抗勢力」がイスラエルのガザ攻撃への報復の一環として、行ったものだとしています。

 また、アメリカ軍による親イラン武装勢力への報復攻撃後、「最初の対応」だとしています。

 アメリカのバイデン政権は中東で紛争が拡大することは避けたい考えですが、一連の報復合戦は、中東全域の緊張をさらに高める恐れがあります。

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