北朝鮮の金総書記 工場視察で人民に寄り添う姿勢をアピールか[2024/02/08 10:12]

 北朝鮮メディアは金正恩総書記が7日、地方産業工場のモデルとして建てられた南東部・江原(カンウォン)道の工場を訪れたと報じました。

 飲料を前に笑顔を見せる金総書記。8日付の朝鮮労働党の機関紙は金総書記が7日、食品や日用品などの工場を視察する様子を伝えています。

 金総書記は「現代的な工場が立派に経営され製品の質も高く人民の生活向上に寄与している」と評価した一方、「工場別に生産工程の設計・配置を合理的に行えていない欠点もあるが、経済幹部には見識や対策がない」と批判したということです。

 金総書記としては、週末の旧正月を前に工場視察を行うことで人民に寄り添う姿勢を示す狙いがあるとみられます。

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