北朝鮮のスキーリゾートにロシア人 コロナ後“初”団体観光客受け入れ[2024/02/13 15:47]

 ロシアからの団体観光客が北朝鮮を訪れました。新型コロナウイルスの流行以降、北朝鮮が外国からの団体客を受け入れるのは初めてとみられます。

 ロシア極東のウラジオストクから9日に出発した観光客は、3泊4日の日程で北朝鮮を訪問しました。

 費用は一人あたり750ドル、日本円でおよそ11万円で、参加者は平壌を訪問後、北朝鮮東部のリゾート、「馬息嶺(マシンニョン)スキー場」でスキーを楽しみました。

 AP通信によりますと、韓国政府は、北朝鮮が外国から団体旅行客を受け入れるのは2020年に新型コロナ対策で出入国の制限を始めてから初めてだとしています。

 今回の観光ツアーは、北朝鮮の金正恩総書記とロシアのプーチン大統領が去年9月に会談したことで両国の関係が一層深まり実現したものとみられます。

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