ベルギーのブリュッセル中心部で、14日までの1週間で銃撃事件などが4件相次いで発生し、警察は麻薬組織間の縄張り争いが背景にあるとみて調べています。
ベルギーのメディアによりますと、午前6時ごろ、ブリュッセル中心部のサンジル地区で銃撃事件があり、1人が死亡しました。
同じ地区では11日にも銃撃事件があり、2人が重傷。
13日には観光名所の「小便小僧」から約300メートル西の場所でナイフで3人が襲撃される事件がありました。
同じ日には近くで発砲事件もあり、通行人の女性が犯人グループが逃走する車にひかれてけがをしました。
この女性以外の被害者はいずれも麻薬組織の関係者とみられます。
現場周辺は違法薬物の受け渡し場所となっていて、警察は麻薬組織の間の縄張り争いが事件の背景にあるとみて捜査しています。
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