NY市がSNS各社を提訴 若者に悪影響があると主張し損害賠償求める[2024/02/16 07:57]

 ニューヨーク市は、ユーチューブやティックトックなどのSNSが若者のメンタルヘルスに悪影響を与えているとして運営企業を訴えました。

 ニューヨーク市が14日、提訴したのはユーチューブ、ティックトック、インスタグラム、フェイスブック、スナップチャットの5つのSNSを運営するメタやグーグルなどの企業です。

 ニューヨーク市は運営各社に対して子どもや10代の若者を依存させるため、意図的にプラットフォームを設計していると主張し、いじめや、プライバシーの侵害など若者のメンタルヘルスに悪影響を与えたとして損害賠償などを求めています。

 SNSの若者への被害を巡っては、先月、アメリカ上院の公聴会で、メタのマーク・ザッカーバーグCEOがSNSの影響で子どもを失ったと主張する家族に謝罪するなど、運営会社の責任や対応に対して批判の声が高まっています。

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