米バイデン大統領「ナワリヌイ氏の死はプーチンに責任」ロシアへ制裁措置の検討を示唆[2024/02/17 04:30]

 アメリカのバイデン大統領は、ロシアの反政府活動家のナワリヌイ氏が刑務所で死亡したとロシア当局が発表したことを受け、プーチン大統領に責任があると非難しました。

バイデン大統領
「ナワリヌイ氏の死は間違いなくプーチンに責任がある。ナワリヌイ氏の身に起きたことはプーチンの残忍さを証明するものだ」

 バイデン大統領は16日、ナワリヌイ氏がプーチン政権の汚職や暴力など、あらゆる悪事に勇敢に立ち向かったとたたえたうえで、ナワリヌイ氏の死はプーチン大統領の責任だと指摘しました。

 また、プーチン氏はウクライナだけではなく、自国民に対してもおぞましい犯罪を行っていると非難し、ロシアへの制裁措置について「あらゆる選択肢を検討している」と述べました。

 さらに、バイデン大統領はウクライナがプーチン氏による侵略と戦争犯罪から自衛できるようアメリカは支援を続けなければならないとして、議会下院に対して追加支援を盛り込んだ法案を一刻も早く可決するよう促しました。

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