中国海警局 台湾が実効支配する金門島周辺でのパトロール常態化を発表[2024/02/19 15:40]

 台湾が実効支配する金門島の周辺海域で台湾当局から追跡されて中国船の乗員2人が死亡した件を受け、中国側は金門島周辺でのパトロールを常態化すると発表しました。

 中国で海上の警備を行う中国海警局は18日、アモイと金門島との間の海域でパトロール活動を常態化すると発表しました。

 また、中国側は台湾側が主張する「禁止水域や制限水域は存在しない」と強調しています。

 現場の海域では14日、台湾当局による追跡で転覆した中国船の乗員2人が死亡していて、その対抗措置とみられます。

 パトロールの常態化について、中国共産党系の新聞は「この海域では大陸側に絶対的な主導権があり、完全に合法で歴史的な意義がある」という専門家の意見を紹介し、正当性を強調しています。

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