「ヤクザの犯行」邦人をNY当局が起訴 ミャンマーから核物質密輸か[2024/02/22 11:50]

 ニューヨークのアメリカ連邦検事局は、ミャンマーから核物質を密輸したとして日本人の男とタイ人の共謀者を起訴したと発表しました。

 起訴状によりますと、エビサワ・タケシ被告(60)とタイ人の共謀者(61)は、核物質のサンプルをミャンマーからタイに密輸した罪に問われていて、当局は「ヤクザによる国際犯罪組織の犯行」としています。

 アメリカ麻薬取締局のおとり捜査官がイランの軍事関係者とのつながりを示したところ、エビサワ被告が核物質のサンプルの写真を見せて売買の交渉をしてきたということです。

 押収した核物質のサンプルには、ウランやプルトニウムなどが含まれていたことが分かりました。

 当局は「これらの物質を密輸し、アメリカの安全保障と国際的安定を脅かす者の責任を追及する」としています。

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