米バイデン政権 ウクライナ侵攻2年に合わせロシアに最大規模の制裁発表[2024/02/24 00:34]

 ロシアのウクライナ侵攻から24日で2年を迎えるのに合わせて、アメリカのバイデン政権はロシアに対する「最大規模」の追加制裁を新たに発表しました。

 アメリカ財務省などは23日、ロシアの防衛や金融などを中心とした500以上の団体や個人を新たに制裁の対象に加えると発表しました。

 制裁逃れに関与したとして20カ国以上の企業も対象にするなど、侵攻開始以降、最大規模となっています。

 24日でウクライナ侵攻から2年を迎えるのを前にロシアの反体制派指導者、ナワリヌイ氏が獄中で死亡したことについて、イエレン財務長官は声明で「プーチンが人命を軽視していることを痛烈に思い起こさせた」と非難しました。

 また、バイデン大統領は声明で、「ウクライナの人々はとてつもない勇気で戦い続けている」と称える一方で、アメリカ議会に対して「今こそ、アメリカが自由のために立ち上がり、誰にも屈しないと証明する時だ」と訴え、議会が停滞させているウクライナ支援をすぐに可決するよう求めました。

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