侵攻長期化 ウクライナの子どもに深刻な影響[2024/02/24 06:28]

 ロシアによる侵攻が長期化するなか、ウクライナでは子どもたちへの影響が深刻になっています。

 ユニセフ(国連児童基金)によりますと、ウクライナの前線に近い地域に住む子どもは、この2年間で、3000時間から5000時間、地下シェルターへの避難を余儀なくされたということです。

 13歳から15歳の子どもの半数が睡眠障害を抱え、5人に1人が、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状を訴えているということです。

 ユニセフはまた、施設の不足で40%の子どもが継続的な教育を受けられない状況で、読解力で2年分、数学では1年分の学力を失ったと指摘しています。

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