ロシア 24日は厳戒態勢 ナワリヌイ氏追悼など警戒[2024/02/25 07:16]

 ウクライナへの侵攻から2年を迎えた24日、ロシアの首都モスクワでは反戦やナワリヌイ氏追悼の動きを警戒して多くの警察車両が待機するなど、厳戒態勢が敷かれました。

 24日はナワリヌイ氏の死亡から9日目にあたり、ロシアでは故人をしのぶ大切な日とされています。

 中心部の教会は柵で囲われ、唯一入れる場所に配置された4、5人の警察官がやってくる人をチェックしていました。

 ナワリヌイ氏の追悼のために教会に集まろうと野党指導者らが呼び掛けたためだとみられます。

 連日、花が絶えないモスクワ市内にある政治弾圧の犠牲者の記念碑には、この日も市民が花を手向けてナワリヌイ氏を追悼していました。

 動員兵の早期帰還を訴えて妻らが毎週土曜に献花をしている場所にも多くの警察官が配備され、複数の記者が拘束されました。

こちらも読まれています