侵攻3年目 ウクライナ兵3万1000人が死亡 ゼレンスキー大統領「傷心している」[2024/02/26 11:04]

 ロシアによる軍事侵攻が3年目に入った節目に合わせてウクライナのゼレンスキー大統領が会見を開き、これまでに3万人を超えるウクライナ兵が死亡したと明らかにしました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「(死亡した)ウクライナ兵は3万1000人で、我々はとても傷心している。負傷者数については前線にいないウクライナ兵の人数をロシア側が知ることになるため明かせない」

 ゼレンスキー氏は25日、この2年間で死亡したウクライナ兵の数を初めて明らかにしました。

 今後の戦況については、ロシア軍が夏の初めか5月末に新たな攻撃を準備しているとの見方を示しました。

 一方、反転攻勢に向け「明確な計画はあるが詳細は言えない」と述べました。

 そのうえで「3年目は転換点になる。戦争がどのように終わるかは今年にかかっている」として、支援の継続を訴えました。

こちらも読まれています