イスラエルのガザ侵攻 米バイデン大統領 来月4日までの停戦実現を期待[2024/02/27 10:45]
アメリカのバイデン大統領はガザ地区でのイスラエルとハマスの休戦について、来月4日までの実現を望んでいると述べました。
バイデン大統領
「私の補佐官は『実現は近いが、(交渉は)まだ終わっていない』と言っている。私は来週の月曜(3月4日)までに休戦することを望んでいる」
イスラエルはハマスとの戦闘を巡り、仲介国であるアメリカ、カタール、エジプトとの間で、ハマスが拘束する人質の解放を条件としたガザ地区での休戦について協議を続けています。
バイデン大統領は26日、訪問先のニューヨークで記者団に対し、来月4日までの休戦の実現に期待感を示しました。
アメリカのニュースサイト、アクシオスによりますと、バイデン政権はイスラム教の断食月=ラマダンが始まる来月10日までに、6週間の休戦で合意するよう働き掛けています。
しかし、イスラエルとハマスの見解の隔たりは大きく、4日までに双方の同意を得るのは難しそうだと伝えています。