国際

2024年2月28日 23:41

イラク 情勢不安で古代の墓の盗掘被害が深刻化

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 情勢不安が続くイラクでは古代の墓で盗掘が相次ぎ、遺跡の破壊だけでなく貴重な副葬品が持ち去られています。現地の考古学者らは政府に遺跡の保護を訴えています。

 メソポタミア文明を生み出したユーフラテス川。川岸の地面には無数の穴が掘られています。

 イラクの国家考古遺産委員会によりますと、中部のナジャフにある中東最大のキリスト教徒の墓地が深刻な盗掘の被害に遭っているということです。

 墓地は1800年以上の歴史があり、遺体が納められた棺(ひつぎ)とともに香水や聖なる油が入ったガラス瓶、十字架なども副葬品として納められていました。

 イラク戦争が始まった2003年ごろから周辺の治安が悪化し、墓地の盗掘が始まったといいます。

 考古学者らは歴史的な遺産が危機にさらされているだけでなく、観光や教育の資源も失っていると政府に対応を求めています。

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