1
イスラエルとの戦闘を続けるハマスの最高指導者、ハニヤ氏が、イスラム教の断食月=ラマダン初日にエルサレム聖地へ行進するよう呼び掛け、情勢悪化の新たな懸念が出てきました。
ハマスが28日に公開したビデオメッセージのなかでハニヤ氏は、「我々が交渉で示している柔軟性は、同胞の命を守るためだ」と述べ、イスラエルとの戦闘休止案を巡る協議で、なんらかの譲歩したことを示唆しました。
その一方で、レバノンの「ヒズボラ」やイエメンの「フーシ派」に共闘を続けるよう呼び掛けるなど、戦闘を継続する用意がある考えも示しました。
また、パレスチナ人に対し来月11日ごろから始まるイスラム教の断食月=ラマダンの初日に、エルサレムにある聖地アルアクサ・モスクへ向け、行進するよう呼び掛けました。
イスラエル政府は今週、ラマダン中の聖地について必要があれば信者の礼拝に制限を設けると発表していて、新たな衝突が懸念されます。
ここ数年、宗教心が高まるラマダンに入ると、聖地周辺でのいざこざをきっかけとして、パレスチナ人とイスラエル治安当局の大規模衝突が発生しています。
広告