北朝鮮 金総書記が地方工場着工式で反省の弁[2024/02/29 10:37]

 北朝鮮メディアは金正恩総書記が28日、地方産業工場の着工式で地方発展の遅れに反省の言葉を述べたと報じました。

 29日付の朝鮮労働党の機関紙は、金総書記も出席し平安(ピョンアン)南道で行われた着工式の様子を報じています。

 「くわ入れ」を行った金総書記は、地方発展の遅れに関連し、「やっと今着工したというのが恥ずかしく申し訳ない」と反省の弁を述べたということです。

 一方、28日国立競技場で行われたサッカー女子パリ五輪アジア最終予選については、北朝鮮が日本に敗れたことを点差とともに「試合が終わった」と表現し、「敗北」「負けた」などの表現を避け、ごく短く伝えています。

 北朝鮮が日本やアメリカ、韓国など敵対国のチームに負けた試合の結果を報じるのは異例です。

画像:労働新聞2月29日付

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