スペースX スマホと直接通信可能な「スターリンク」“順調”アピール 宇宙から投稿[2024/02/29 21:50]

 山奥や砂漠など電波が届かないところでもスマートフォンさえあればインターネットが使える日が来るかもしれません。

 スマホは電波を送受信する基地局がない場所では圏外になってしまいますが、現在、イーロン・マスク氏が率いるスペースX社の通信衛星サービス「スターリンク」の専用アンテナを使えば通信可能です。

 空が見えればどこでも使えるのがメリットで今後、このスターリンクを搭載したスマホさえあれば、2024年1月に打ち上げた人工衛星をつなげるだけでネットを利用できるようになるということです。

 スペースXは今月26日、「この投稿は我々の衛星を通じて送信されました」と公式「X(旧ツイッター)」で計画が順調であることをアピールしています。

 このサービスは世界6カ国で展開される予定で、日本では2024年中をめどにKDDIが提供を開始するとしています。

 スターリンクは能登半島地震で発生した一部エリアでの通信障害で緊急的な対応で使われたことで知られています。

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