少子高齢化が進む中国でAIやハイテク機器を駆使した「スマート老人介護施設」が急増しています。
上海市が開設した「スマート養老院」では、院内に設置されたカメラやセンサーで入居する高齢者の健康状態を24時間管理しています。
AIが異常を検知すると、従業員のスマートフォンに通知が届きます。
養老院の担当者 高莉さん
「AIのサポートによって施設の機能が向上した。管理効果だけでなく高齢者たちの満足度も上がっている」
国家統計局によりますと、中国の人口のうち60歳以上の割合は10年で6ポイント上昇し、2023年末には21.1%になりました。
上海市政府は去年、「2025年までに100カ所のスマート養老院を開設する」計画を発表しています。
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