ロシア軍の司令官2人に逮捕状 国際刑事裁判所[2024/03/06 14:50]

 ウクライナ侵攻を巡る戦争犯罪や人道に対する罪の疑いで、国際刑事裁判所はロシア軍の司令官2人に逮捕状を出しました。

 逮捕状が出されたのは、ロシア黒海艦隊のソコロフ司令官と航空宇宙軍のコビラシ司令官の2人です。

 国際刑事裁判所は逮捕状を出した理由について、2人の指揮下の部隊が2022年10月から翌年3月にかけて、ウクライナの電力施設をミサイル攻撃したことをあげ、「攻撃をした責任があると信ずるに足りる合理的な根拠がある」としています。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年11月の国連安保理会合で、「何百万もの人々が暖房もエネルギー供給もままならない状況で過ごしている」とロシア軍による市民とインフラ施設への攻撃を非難していました。

こちらも読まれています