中国 王毅外相会見 日本メディア指名せず[2024/03/07 17:15]

 中国の外交トップである王毅外相が全人代(全国人民代表大会)に合わせて記者会見を行いました。例年行われていた日本メディアによる質問の機会はありませんでした。

 これまで全人代の外相会見では確認できた2004年以降、毎年、日本メディアに質問の機会が与えられ、日中関係などについて回答していました。

 しかし、今年は21人の国内外の記者が質問をしましたが、日本メディアは質問の機会を与えられませんでした。

 今回、意図的に日本メディアを指名しなかった可能性があります。

 会見では王毅外相が台湾の独立を許さない姿勢を改めて明確にしたほか、朝鮮半島情勢について「世界ではすでに多くの戦乱が起きていて、朝鮮半島でまた戦乱が起きてはならない。北朝鮮の合理的な安全上の懸念を取り除き、対話により解決すべきだ」と主張しています。

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