マレーシア航空機失踪10年　乗客の家族が中国政府に捜索協力要請

　10年前に消息を絶ち、いまだ発見されていないマレーシア航空370便に搭乗し、現在も行方が分かっていない乗客の家族が中国政府の担当者に捜索への協力を要請しました。

失踪者の家族
「私たちの要望は捜索を続け、真実を探すことです。飛行機がどこにあるのか、乗っていた人がどこにいるか、生きているか死んでいるか、はっきりしてほしい」

　家族と中国政府の担当者との話し合いは8日午前に北京市内で行われました。

　マレーシア航空370便は10年前の2014年3月8日にクアラルンプールから北京に向かう途中に消息を絶ち、機体の本体はいまだ見つかっていません。

　アメリカメディアによりますと、マレーシア政府は今月、改めて捜索を再開する意向を示しています。