アカデミー賞授賞式を前に 役所広司さん主演作品を語る[2024/03/10 12:19]

 アメリカでアカデミー賞の授賞式があす、行われるのを前に、「パーフェクト・デイズ」の主演・役所広司さんが映画に込めたメッセージを語りました。

役所広司さん
「普遍的なものがあるのだと思います、この映画は。人間の生き方がどんどん発展してきているけど、正しい方向だけではない。どこか戻さなければいけない所もある気がします」

 「パーフェクト・デイズ」は東京の下町や渋谷を舞台に、トイレ清掃員の男性がつつましい暮らしのなかで感じる、心の小さな揺らぎを描いています。

 国際長編映画賞を取ればカンヌ映画祭と合わせて、ダブル受賞の快挙です。

ゴジラ-1.0 山崎貴監督
「アメリカのVFXが僕の原点のひとつで、ひたすら遠い背中を追い続けてきたらこんな場所にも来られました」

 「ゴジラ-1.0」は日本作品初の視覚効果賞でノミネートされていて、本場ハリウッドの技術をゴジラが倒すのか、注目が集まります。

 授賞式は日本時間の11日、ロサンゼルスで開かれます。

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