南米ボリビアに非常事態宣言 大雨で被害多発 今年に入り50人近くが死亡[2024/03/12 03:59]
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大雨が続いている南米・ボリビアの中心部で河川の氾濫(はんらん)や地滑りなどの被害が相次ぎ、地元当局は非常事態宣言を発令しました。
氾濫した川は濁流となって町に流れ込み、多くの住宅などが浸水しています。
大雨が続いているボリビアの最大都市ラパスで、先週末にかけ洪水や地滑りなどの被害が相次ぎ、1人が死亡しました。
各地で停電や道路の寸断に加え、飲み水が入手できなくなるなど住民の生活に大きな影響が出ています。
地元当局は10日、非常事態宣言を発令し、アルセ大統領は被害拡大を防ぐため兵士3000人と重機を送る方針を示しました。
ボリビアでは1月に雨季に入って以降大雨が続いていて、これまでに50人近くが死亡したということです。