米2月の消費者物価指数は市場予想上回る 円安に[2024/03/13 07:48]

 アメリカの2月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて3.2%上昇し、市場予想を上回りました。外国為替市場では円安に振れています。

 アメリカ労働省が12日に発表した2月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて3.2%上昇し、事前に市場が予想していた3.1%を上回りました。

 伸び率は2カ月ぶりの拡大となります。

 また、物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数も3.8%の上昇で、市場予想の3.7%を上回りました。

 インフレ圧力の根強さが示されたことで早期の利下げ観測が後退し、外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが広がり円相場は1ドル=147円台後半に下落しています。

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