イスラエル軍がレバノン南部で無人機攻撃 「ハマスの重要メンバーを殺害」[2024/03/13 22:10]

 レバノン南部でイスラエル軍による無人機を使った攻撃があり、ハマスの「重要なメンバー」とされる人物が殺害されました。

 ロイター通信によりますと、レバノン南部のスールで13日、イスラエル軍が移動中の車を狙った無人機による攻撃を実施し、イスラム組織「ハマス」のメンバー、ハディ・アリ・ムスタファ氏と、その付き添いの2人が死亡しました。

 また、近くをバイクで走行していたシリア人男性も巻き添えになり、死亡したということです。

 イスラエル軍は攻撃の映像を公開したうえで、「ハマスの国際テロ活動を担当していた重要なメンバーを殺害した」と発表しました。

 去年10月のハマス襲撃以降、国境近くではイスラエル軍とレバノンの「ヒズボラ」の衝突が激化していて、今年1月にはレバノンにいたハマスの政治部門幹部が無人機による攻撃で暗殺される事案も起きています。

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