北京近郊の爆発で死者7人に 当局が記者を妨害か[2024/03/14 15:14]
13日、北京近郊で起きたビルの爆発事故で、死者が7人になりました。また、事故を取材していた中国メディアの記者が当局から妨害されたとして、中国記者協会が声明を出す事態にもなっています。
北京市近郊で13日、4階建てのビルで大きな爆発がありました。
中国メディアは地元の人の話として、地下鉄工事が原因でガス爆発が発生した可能性があると伝えています。
これまでに確認された死者は7人に上り、27人がけがをしました。
こうしたなか、中国国営放送の記者が取材中に当局から囲まれる様子を捉えた動画がSNSで話題となり、中国の記者協会が13日夜、「正当な取材は記者の権利だ」などと抗議声明を出す事態になりました。
これを受け、地元当局は「二次災害の恐れがあったため」と説明したうえで、「乱暴な方法だった」と関係者らに謝罪しました。